ポルトマツモト-porto matsumoto-は長野県松本市の温泉街「浅間温泉」にあります。
そんなわけで、ポルトマツモトのある浅間温泉がどんな街なのか紹介して行きたいと思います。
浅間温泉は松本駅から北東に4㎞ほど行った三方を里山に囲まれた温泉街です。松本の中心市街地から近く、アクセスが良いにも関わらず、しっかりした温泉街を形成しているのが魅力です。
松本市も24万人が暮らすそこそこの中核都市ですので、市街地は浅間温泉まで地続きで続いていて、途中で何もない田園風景が広がった先に温泉街…ということは無く、街場に住んでいる雰囲気で温泉街に暮らすことができます。
温泉街は半径わずか500mの中にすべてが収まってしまうようなコンパクトなエリアを作っていて、50年前の松本市と合併する前、本郷村だった頃は中心氏が浅間温泉でしたので、このコンパクトな温泉街の中に、官公庁街、旅館街、住宅街などが詰まっている形になっています。
そうなのです。
浅間温泉の面白い所はふつうの温泉街と比べて住宅街が占める割合が非常に大きなところです。
大きく分けて浅間温泉の街は二分されていまして、北部が住宅街、南部が旅館街となっていて、その間に商店などが建ち並ぶ通りがあるような感じになっているのです。
旅館街はそれなりに大きな宿からこぢんまりした旅館と言われるようなものまで。
住宅街は湯仲間という会費制の共同浴場が点在し、温泉を身近に感じられる暮らしを営むことができます。
加えて、浅間温泉は信州大学という大学が近いというのも特徴になっています。信州大学は昭和中期までは現在のあがたの森公園にありましたが、それでも当時は路面電車で浅間温泉までアクセスできましたので、どのみち浅間温泉は「学生の街」でもあったわけです。
今ではほとんど残っていませんが、木賃アパートや下宿と言われる建物が浅間温泉街には多くあり、学生たちが暮らしていたわけです。(そのうち、辛うじて残っていた木賃アパート「浅三荘」を活用してポルトマツモトはオープンに向けて準備しています)
そのようなわけで温泉という媒体を通して、旅館街、住宅街、下宿街の要素が浅間温泉の大きな特徴と言えます。
さらにさらに、それだけで浅間温泉は収まりません。
長くなってきてしまったので手短に言いますと、温泉地特有の文人墨客の逗留地として。浅間温泉はアララギ派結成の地と言われています。
日本書紀に登場する「束間の湯」として。(美ヶ原温泉か浅間温泉のどちらかだろうと言われています)
他にも歴史ある温泉街ですから色々な要素が絡み合って独特の雰囲気を浅間温泉は醸し出しています。
にもかかわらず、松本中心市街地へのアクセスが抜群。
旅人としては松本城、開智学校など観光地へのアクセスがよく、温泉に入って旅の疲れを癒すことができますし、暮らす人にとっては毎日温泉に入れるのは当然のこと、それでいながら街中へのアクセスがよく、温泉街の中に官公庁や学校も揃っている…。
そうなんです。
浅間温泉は松本の中でも住むにも訪れるにもいいところなんです。
それが浅間温泉の特徴・魅力と言えます。
ところが、バブル後の長い不景気からご多分に漏れず浅間温泉も活気を無くしてしまいました。
歴史ある旅館は減り、一つの要素であった学生の下宿街という特徴も、木賃アパートや下宿の老朽化により取り壊され普通のアパートになってしまう流れが続いています。
こんな面白い所なのに、もったいない。浅間温泉。
そのようなわけで、ポルトマツモトのお仲間である篶竹荘は一種の逆張りで一番衰退している今だからこそ、浅間温泉の魅力を発信していこう!移住者を増やそう!とこの温泉街で2015年よりシェアハウスを始めたのです。
そして、7月で10年目に突入する今年、その発展形としてポルトマツモトを準備しています。
こんな楽しい街だから。浅間温泉をもっとみんなに知ってもらいたい。そのような思いでやっています。
自分も浅間温泉に暮らす身。浅間温泉が楽しくなることは回りまわって自分に返ってくるわけです。
そりゃあやる気も出るってもんですよ。
浅間温泉は魅力の宝庫です。ただ、その魅力を使い切れていないように見受けられます。自分も活かすのが必ずしも得意とは言えませんが、浅間温泉の特徴を活かして、楽しい街にしていく…その一助としてあることが出来ればいいなと思っています。
ということで、浅間温泉の特徴を書いてみました。
このような文章を運営会社である「SumSum」や「篶竹荘」「第2ペンギン荘」のサイトでもたくさん書いていますので、松本や浅間温泉に興味ある方はちょっと覗いてみてください。
ではでは。
(このポルトマツモトのサイトを入れて4つで浅間温泉のことを書きまくってます。住み分けはできていません)