"みんなでつくる"という考え
長野県は松本市の温泉街「浅間温泉」にあるポルトマツモト。その核を担う木賃アパート「浅三荘」。
そんなレトロな建物群を活用して、浅間温泉にあったらいいなを全部詰め込もうとひとりでプロジェクトを動かし始めました。
いえ。プロジェクトというのもおこがましいくらい泥臭く始めたのです。
そんなポルトマツモトですが、どう考えても一人で育てていくのは無理なのでございます。やる前からすでにそれは分かっているのです。
みんなの力を借りねばなりません。
一方、一人でやっている「僕」はぐいぐい物事を引っ張っていくいい意味で「ひとたらし」な人間かといったらむしろ陰キャ、コミュ障、シャイボーイ、プレゼン下手、短足、近眼、音痴、上がり症、メンヘラという致命的な人間なのであります。
そう。みんなの力を借りねばならないのに圧倒的にコミュニケーション不足が問題。
なので、こういったブログやSNSでこそこそと応援してくれるファンを探しているわけですが。。
風呂敷広げるのは得意なんですよ。僕。ゼロから、いやポルトマツモトの場合はマイナスからですが、それをイチにするのは得意なんです。ただヒャクに出来ないんですね。
そこをみんなと一緒に作り上げていきたく。
そんなわけでポルトマツモトはどんなことをやろうとしているのか紹介してみたいと思います。
ポルトマツモトがめざしていること
ポルトマツモトは「浅間温泉を楽しくするために足りないもの全部詰め込もう!」という考えのもと企図したものです。
浅間温泉に足りないもの、少なくなってしまったもの。浅間温泉に昔は普通にあったけれど無くなってしまったもの。それは飲食店や小売店などの商店だったり、街としての特徴で言ったら下宿街だったりします。文化的にはかつてどこの温泉街にもあった(石碑とか歌碑とかそこそこの温泉街だったらだいたいありますよね?)文人墨客の逗留地としての温泉街です。今で言ったらアーティストインレジデンスそのものです。
また、暮らしの面で言ったら温泉街は昔から住み込みの従業員さんを受け入れていた土壌から歴史ある温泉街は閉鎖的に見えて逆によそ者に開かれている土壌でもあるのです。これは移住者を受け入れる入口としてもマッチしています。
僕はこれらがぐちゃぐちゃっと街に混在していたら楽しい街になるんじゃないかと思っています。とはいっても街全体を一気に作り替えるような度量も資金も無いですので、ある種の実験的な施設としてポルトマツモトを作ろうと思ったのです。
はてさてどうなることでしょう??
ポルトマツモトができること
それで、準備し始めたのはいいですが、街全体を作り替えるよりはポルトマツモトという一つの施設ですから小さいもんです。でも、一つの施設と見たら大きいんですよ。ポルト。まず建物が二つあります。木賃アパート「浅三荘」と軽量鉄骨アパート「浅三コーポ」です。
先ほども言いましたが、別に財力のある人間ではないので、いやむしろひと月6~8万円生活しているので、一般的な人たちよりお金のない人間なのです。そんな貧乏人が直せる範囲は微小です。
2024年の工事ではもう絶対どうにかしなくちゃいけない屋根の雨漏りと土台の腐食を直して、あとは小さく水回りあたりをちょちょっと直して改修はおわりです。
残りは?
残りはできません!
限界まで借金してしまったので、もうどうしようもないのです。
ポルトマツモト単体でできることはここまで。あとはみなさまのお力添えをいただきたく。もごもご。
特に、ポルトマツモトや浅間温泉に外部の人が来てくれる要素になるテナントを一番応援していただきたいところです。
テナントはスケルトンの区画を直してもらう必要がありますが、テナントだけはもう一つだけポルトマツモトができることがあります。それは家賃を安くすること。お金は一銭も出せない身ですが、家賃を安くすることはできますので。
浅間温泉は家賃も安く、街にも近くて、観光客もいる商売するには可能性のある街だと思っていますので、誰かお店(特に飲食店)やりたい方いませんでしょうか?お知り合いでも。。
ポルトマツモトをいかして
そのような訳でみなさんにはポルトマツモトをどんどん利用してもらいたいのですが、先に述べた通り、当面はテナント区画に色々なお店を入れたいと思っています。
軽量鉄骨アパートの浅三コーポでは二階を共同経営で丸々宿にする計画を進めています。
直営では浅三荘の二階をシェアハウスに、浅三コーポの一階を荘のみんなとも関わりながらプライベートも大事にしたい方へのアパートにと考えています。
ここで手一杯なのです。
なので、テナントのみなさまが重要になってきます。苦手ながらもポルトマツモトで小商いをするメリットといたしましては、二階と隣のアパートに住民がいること、敷地内に宿があること、浅間温泉の徒歩圏内に3000人が住んでいること、温泉街であるので一定数観光客が宿泊に来ること、松本の中心市街地からのアクセスもよいので郊外のデメリットが薄いこと…などが挙げられます。
そして、なにより「浅間温泉はこれから伸びるだろう」ということです。
一種の青田買いってやつですね。
ご連絡いただければ改修中ではありますが、ポルトマツモトをご案内しますし、浅間温泉について聞いていただければ知っている範囲でお話もできます。
ポルトマツモトを応援していただける方、お店やりませんか?もちろんポルトマツモトとしても応援させていただきますゆえ。
あなたのアイデアぼしゅうちゅう
と、まあ、ポルトマツモトの運営人としてのアイデアを書き殴ってみましたが、なんだかんだ言ってひとりの人間ですから想像できる範囲には限界があります。
住民も入り、宿も運営して、テナントが入れば、年に一回とか「実行委員会」みたいなの作って駐車場でお祭りみたいなのできないかしら?地域の人たちも呼んで…というのが僕の想像の限界です。
でも、ポルトマツモトや浅間温泉の可能性ってひとりの人間が想像できる範囲じゃないと思うんですよね。
もっといろいろな人のアイデアが募ればもっともっと面白くなる可能性を秘めていると思うんです。
そんなみなさまのアイデアをなるべく実現できるようにしていくのがわたしたち(ひとりでやっているので「たち」では厳密にはない)ポルトマツモトだと思っていますので。
ひとりじゃなにもできないから
なんでもできて、なんにもできない。それが一人の人間ってやつだとおもいます。
結局、なんでもみんなで作り上げるからこそ多様性が生まれて、街で言ったら面白い街になるんだと思います。
僕はアピールするのが苦手な人間です。
なのでコツコツやっていくしかありません。ポルトマツモトが動き出すまで、まちを活性化させたいと始めたカンデラゲストハウスからは11年。浅間温泉に移住者を増やして楽しい街にしたいと篶竹荘を始めてから今年で9年目。8月に入ったら10年目に突入してしまいました。
こうやったら面白いかも!!…にたどり着くのにこんなにも時間がかかったのです。
でも、逆に言えば篶竹荘を始めてからゲストハウスブームや急に松本市内にシェアハウスが激増するシェアハウスブームもありましたが、うちとしては特に流行り廃りなく、そして誰にも注目されることも無く、ただただ淡々とコツコツと丁寧に運営してきた自負もあります。
本当に長い息で地域に溶け込めるのは奇抜なものでなく、日常と融和した、目立たない、普遍的なもの。それにちょっとしたスパイスだと思っています。
ひとりじゃなんにもできないポルトマツモトですから、みなさんと一緒にすてきな場所にしていきたいと思っています。
みなさま、ご興味ある方、応援してくれる方、どんなことを目指しているのかまずはお話を聞いてみたい方などなど「お問い合わせ」からご連絡いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。