ポルトマツモトの浅三荘は本当は木賃アパートを木賃アパートとして使うので、木賃アパートと言いたいのですが、木賃アパートというと、「ナニソレ?」となってしまうので便宜的に「シェアハウス」と呼んでいます。
そもそも、シェアハウスは和製英語らしいですが、シェアハウスができる前から同じような暮らしの形態はありました。
水道・・・昔で言ったら井戸とトイレ・・・昔で言ったら厠を共用で使う形態は江戸時代の長屋で普通にあった住居の形です。
下宿だってありました。
下宿は面白いブログを見つけまして、ブログ内では新聞で「下宿」という名前が出てくるのは1885年「住居に困る東京大学生に下宿を提供/東京・神田」という記事らしいです。
1885年と言えば明治18年です。その頃から風呂は銭湯、トイレ共用、食事付きみたいな住居形態があったわけです。
考えてみればジブリの「風立ちぬ」でも下宿の風景が出てきましたね。あんな感じです。
さらには戦後の1940~1950年代も木賃アパートという住居の形態がぽこぽこ建てられてもいます。これが辛うじて残ったのがポルトマツモトは浅三荘なわけですが、こちらは下宿と違ってご飯も自分で作るので、台所、トイレ共用、風呂は銭湯といった感じの住居になっています。
そして、2000年代に入ってシェアハウスです。風呂・トイレ・キッチン共用、寝室は個室・・・。
これって長屋と下宿と木賃アパートと同じじゃないですかね?
強いて言うならばシェアハウスは一緒に住むことによる住民同士のつながりを重要視しているという点。
たしかに。
ただ、場合によっては長屋も下宿も木賃アパートもそんな暮らしをしていたんじゃないかなーって思うんです。
なので、浅三荘をわざわざシェアハウスと言い換えなくて、昔の名前の通り木賃アパートと言いたいのですが、そんなこと言うと誰も検索で見つけてくれないので、シェアハウスと言っているわけです。
さて、そんなシェアハウス(木賃アパート)ですが、やっぱりその良さは気軽に移り住めることではないでしょうか?
普通のアパートを借りるより、シェアハウスは共用部分に家具家電が揃っていますから、最低限自分で用意するものといったら布団と着替えくらいなもんです。
なんなら寝袋とかでしばらく過ごすからいい!・・・なんて方だったらザック一つで移住できちゃう寸法になります。
ホテル暮らしも似たような形態ですが、何より家賃が違います。
シェアハウスは気軽なうえに安価に移り住めるのです。
これは移住にもってこいの住居形態ではないでしょうか?
「あー信州に住みたいな」と思ってシェアハウスを探して、入居可になった場合は、すぐに引っ越すことができるのです。
そんなわけで、みんなお気に入りの土地を転々とするような暮らし方も最近はあるようですね。
ただ、転々とする人向けなのかそうでないのかはシェアハウスに寄るので注意が必要です。
たとえば短期でも入居が可能なシェアハウスはそれこそひと月から住めるところもありますし、逆に最低入居期間が長めに設定されているところもあります。
ポルトマツモトの浅三荘は後者になります。
それは移住から浅間温泉を気に入ってもらって定住してくれたらうれしいからなのです。
だって、近くに知り合いが増えたらうれしいじゃないですか。お友達が欲しいのです。
それに、せっかく移り住むのだから一年を通してその街の良さも悪さも知ってほしい、というのもあります。
なので、ポルトマツモト(お仲間の篶竹荘も第2ペンギン荘も同じです)は最低入居期間が長めですし、実際に信州や浅間温泉を気に入りそうだなと思って移り住んでくれる方が多いので、他のシェアハウスよりも圧倒的に入居期間が長めな方が住んでいる傾向になります。
ですので、何が言いたいかと言いますと、シェアハウスは気軽に移り住むにはもってこいの施設だけど、どのくらいの期間(気に入れば無期限)住みたいかによって、それぞれ得意とするシェアハウスが分かれるということです。
特徴も異なってきます。
短期間型のシェアハウスでは住民同士は割と淡泊な付き合いか、逆に短期間なのでバーッと賑やかな両極端になるかと思います。
一方、長期間型のシェアハウスはそれこそ最初は非日常だったシェアハウス暮らしが長く住むことによって日常となってくるので割と落ち着いた施設が多い印象です。
ポルトマツモトや篶竹荘、第2ペンギン荘も後者になるのかと。
そのような訳で、シェアハウスは移住するのにもってこいの施設ですよ!・・・という話をするつもりが、シェアハウスそれぞれの特性による特徴も書いてしまいました。
駄文失礼しました。