あさまおんせん、”くらすまち”と”おとずれるまち”

浅間温泉はおもしろい。

普通の街だと、住宅街、オフィス街、繁華街、学生街、商店街なんかでエリアがそれなりに分かれていてわかりやすい。

松本で言ったら蟻ケ崎は住宅街、開智、沢村も住宅街、裏町は歓楽街だし、県は住宅街、里山辺も住宅街で、山辺は農村、横田は昔は歓楽街(遊郭)で今は住宅街、元町は何となく商店街?丸の内は官庁街だし、中町や伊勢町、六九は商店街のイメージが強い。

「街」と付けちゃったので無理が出て来たけれど、深志も昔ながらの商店が多いし、新しいのも増えてきているので住宅街ではない。マンションとかも多いけれど。

神田とかは工場が多いし、並柳とか庄内まで行くと郊外型の店舗が多いイメージ。桐や岡田までくると住宅街というより田畑が広がっているイメージになる。

なんとなく町名で特徴があるもんである。

と、なると浅間温泉は「温泉街」になるのだけれど、温泉街にもいろいろある。ホテルや旅館が過半を占める所と住宅が過半を占める所だ。

浅間温泉は住宅街が広い。

上諏訪温泉と野沢も浅間温泉に似ていて住宅地が多いイメージ。

地図にすると以下の感じである。頑張って作った。

事あるごとにポルトマツモトでは半径500m!半径500mに浅間温泉の街はすっぽり収まる!!すごいでしょ!??と豪語しているので半径500mの円で浅間温泉を表現してみた。

西の女鳥羽川を越えると浅間温泉では無く、水汲とかだから本当は南北500m、東西300mの0.15㎢のなかに浅間温泉はある。

3000人が住んでる。

計算してみたら人口密度20,000人/㎢になった…。あれ??なんか多すぎる気がする…。

一応「松本市立地適正化計画」(松本市・平成29年)を見ると浅間温泉はDID地区(人口密度4000人/㎢以上うんぬん)なのでそれなりに人口密度があるのはあるのですが、それでも20,000人いる??

…まあ、数字は蛇足なのでいいとして、とにかく浅間温泉はコンパクトな街なのである。

ちょっと色分けすると上記のように旅館・繁華街、公共施設(官庁)街、住宅街みたいに分けられる。(必ずしもではないけれど)

こうやって見ると、官庁街を中心として南が観光客向け、西と北が住む人向けというのが分かる。

一昔前は地図に小さくうっすら載っている「篶竹荘」あたりまで旅館街だったので、旅館街は少し縮小していることになる。

同じく小さくうっすら載っている成田山の近くにはアルペン浅間荘という旅館があったので、そこも縮小している。今は新興の住宅地になった。

てなわけで、書いてて何言いたかったのか分からなくなってきたけれど、とにかく、浅間温泉は”おとずれるまち”と”くらすまち”が混ざり合っている”温泉街”ということを言いたかったのである。

あさまおんせん"おとずれるまち"

”おとずれるまち”としての浅間温泉は温泉街の南部に広がっていて、旅館は減ってしまっているけれど、それでも多くの人でにぎわっている。

ちょっと元気がないのが繁華街的な部分である。

お、お店が少ない。。

これは商売上問題があるのではなく、後継者がいない問題なんじゃないかと思っている。

昔よく行っていた食堂はお米を一人一人釜で炊いてくれる大変美味しくて安い所だった。色々な人でにぎわっていた。だっておいしいもん。でも、後継者がいなくて辞めてしまった。

なんかそんな感じのお店が多い気がするのである。もう少し時間が経ったらより減ってしまうかもしれない。

浅間温泉は街にも近くて住民もそれなりに住んでいる温泉街だ。宿泊客だっている。毎日、一定数のお客さんが来るはずなのである。お店やれば。商機はあると思うのだ。気づかれていないだけな気がするのである。

・・・そんな特徴を”おとずれるまち”として持っている。乞う、お店やりたい人。

あさまおんせん”くらすまち”

”くらすまち”としての浅間温泉は温泉街の主に北部である。昔ながらの住民がたくさん住んでいる。西部にも住宅街があるが、そちらは比較的新しい家が建ち並ぶ。

住宅地の課題は高齢化だと思う。

ポルトマツモトをやっている合同会社SumSumはすぐ近くの篶竹荘にある。当然、町会にも入っているのだが、なにせ担い手がいなさすぎる!大変である。

これは移住者を増やすしかないと思っている。

そもそも、暮らす人が少なくなってしまったら、お店とかも利用する人が減り、結果的にお店が減り、街の利便性や活気が失われちゃう。

結局、(住民の)数は正義(大事)だと思っている。

暮らすところとしても浅間温泉は魅力ある温泉街だと個人的には思っている。

松本の中心市街地には自転車で15分くらいで行けるし、ちょっと山を登れば美鈴湖やら美ヶ原高原である。温泉街の中には官公庁がひと通り揃っているので、便利だし、幼稚園・保育園・小学校があるし、図書館とか文化会館もある。古いけれど。

そして、何より毎日温泉に入れる。西部の住宅街でなく、北部の昔ながらの住宅街に住めば。

ということで、”くらすまち”としての浅間温泉はどの地方でもあるような課題を抱えているけれど、暮らしやすい街なのである。乞う、暮らしたい人。

ポルトマツモトは"くらし""おとずれる"ところ

ということで”おとずれるまち”と”くらすまち”の特徴を持つ浅間温泉でだが、もう一度地図を見て欲しい、ポルトマツモトはちょうど住宅街と旅館街の境にあるのである。

これは少し面白いことかもしれない。

街は多様性があると面白い。コンパクトにまとまっているとこれまたちょっと面白い。

そういう意味で、離島とかはおもしろい。小さな島の中ですべてを間飼わなければならないから、住宅もあれば商店もあって、学校もあって、役場もある。ぎゅっと詰まっている。面白い。

なので、浅間温泉もこれから賑やかになっていくうえで、色々なものが増えて行けば楽しいと思っている。

その二大要素が”おとずれるまち”と”くらすまち”なのだと思っている。

ポルトマツモトのメインのお仕事は「暮らしを応援すること」なので「暮らす」寄りだが、出来る事なら外から色々な人が浅間温泉を訪れて欲しいとも思っている。

できる事なら両立したい。

そう思っていたからこんな場所に素敵な木賃アパートが残っていたのかもしれない。

ちょうど境にあるからこそ、どっちもより楽しくすることができるような気がしている。

ポルトマツモトは暮らす人、訪れる人、どっちも楽しんでもらえるような施設にしたい。なー。と。ほんと。

まあ、ポルトマツモトなんて一人でやってる施設なのでその力はファンデルワールス力並に弱いもんである。

ぜひ、応援してくれるファンを増やさなければならないと実感中なのである。(人間的魅力が無いのでそこに苦慮している)