浅間温泉の”木賃アパートぐらし””おんせんぐらし”というシェアリングエコノミー

シェアリングエコノミー

シェアハウスとかシェアカーとかそういうのをシェアリングエコノミーというらしいです。

それこそシェアリングエコノミーといっても昔は近所で融通していただけでしたが、インターネットの普及によって不特定多数の人と物・ことをシェアできるようになったのが爆発的に普及する要因になったとか。

たしかに、昔から、隣からトンカチ借りたり、醤油化したり、そういうのもある意味シェアリングエコノミーですもんね。

で、インターネットの普及した現代でのシェアリングエコノミーは

・モノ(晴れ着など衣類のレンタル、メルカリ、中古ショップなど)

・空間(シェアハウス、AirBnB、シェア駐車場など)

・移動(シェアカー、レンタサイクル、ライドシェアなど)

・スキル(ランサーズなどによる技術の提供など)

・お金(クラウドファンディングなど)

などに大別されるとか。

でも、モノ≒質屋、空間≒下宿・間借り、お金≒無尽講とかって考えれば昔からふつうに会ったことですよね。ネットのように世界規模じゃなかったってだけで。

うん。シェアリングエコノミーは奥が深いかもしれません。

(なので考えるのをやめます)

浅間温泉”おんせんぐらし”

ともあれシェアリングエコノミーがこれだけ広がっているのは技術の進歩だけでなく、経済的にも環境的にも資源を効率よく使うってことでメリットがあるということは間違いないでしょう。

そこで、ポルトマツモトのある温泉街「浅間温泉」に目を向けてみると、湯仲間がシェアリングエコノミーの最たるものなのではないかと思いました。

昔は家にお風呂が無いのが当たり前でしたが、浅間温泉ではまだ家にお風呂が無いのが結構当たり前です。

というのは湯仲間なる会費・会員制の住民だけが入れる共同浴場が温泉街のそこかしこにあり、家のお風呂に入るがごとくの手軽さでかけ流しの温泉に入れるからです。

家にお風呂という設備を作らなくていい分経済的ですし、お湯をシェアするので、資源的にも節約できるでしょう。(そもそも沸いている温泉なので自然の恵みですが)

湯仲間・湯組・仲間の湯と呼ばれる共同浴場がある温泉街はそれなりの規模が無いとありません。

浅間温泉は決して大きな温泉街ではないので、おそらくこれ以上小さかったら湯仲間などの文化は無かったかもしれません。

浅間温泉の温泉湧出量は約1100リットル/分。同じく湯仲間のある野沢温泉は約1500リットル/分です。

これがどれくらいの量なのかといったら、長野県で一番湧出量のある上山田温泉が約7700リットル/分。別府温泉約19000リットル/分。草津温泉約32000リットル/分です。

そう。浅間温泉はコンパクトな温泉街なのです。

ただ、浅間温泉には湯仲間がある!!これはかなり暮らしを豊かにしてくれます。そして、単純泉というのもありがたい所。たまに行く温泉だと硫黄泉とか珍しい鉄泉とかに入ってみたいものですが、お風呂のように使いたい温泉は単純泉が長い目で見て大変ありがたい所です。

浅間温泉の”おんせんぐらし”。シェアリングエコノミーとしても注目です。

浅間温泉”もくちんぐらし”

そして、浅間温泉にかつてはたくさんあった下宿・学生下宿・木賃アパートもシェアリングエコノミーの一例なのではないでしょうか。

広義的に言えばアパートやマンションも壁を共有しているのでシェアリングエコノミーと言えばそんな気もしますし、境がよくわからないのですが、一般的に「空間」のシェアリングエコノミーと言えばシェアオフィスだとかシェアハウスなどが認知されているところです。

なるほど。じゃあ、シェアハウスがシェアリングエコノミーならば木賃アパートもシェアリングエコノミーのはずです。

木賃アパート≒シェアハウスですから。

どちらも共用炊事場、共用トイレ、共用玄関です。

違う点が木賃アパートはお風呂が併設されていないこと。お風呂は銭湯。浅間温泉にある木賃アパート「浅三荘」は温泉を利用です。

ということは、なんならシェアハウスよりもっとシェアリングエコノミーです。(「もっとシェアリングエコノミー」という言い方があるのか知りませんが)

だって、住民間で浴室をシェアするのでなく、街にまで範囲を広げてお風呂をシェアするわけですから。近所もろとも裸の付き合いってやつです。

シェアリングエコノミー

シェアリングエコノミーというと技術の恩恵を受けて第三者同士でもの・ことをシェアするというのが一般的な意味の様ですが、第三者でなく近所同士や知り合い同士のシェアも楽しいものです。

浅間温泉のシェアリングエコノミーはどちらかというと後者の感じでしょうか。

そのような訳で浅間温泉のシェアリングエコノミー”おんせんぐらし”と”もくちんぐらし”を書いてみましたよ。

今回はいつにもまして話をまとめられず失敗してしまいました。ごめんなさい。これに懲りずまた記事呼んでくださいませ。